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執筆者の写真NPO法人劇団サードクォーターブログ

自然と芸術(芝居)のハーモニーを感じて

みなさん、こんにちは。

劇団員の鈴木潤です。


去る10/9(土)、飯能市エコツアーの「西川材の森の中で五感を使って感じる野外劇場」のプログラムとして、我が劇団サードクォーターは「セロ唄いのゴーシュ」を、前回のプレ公演に引き続き、西川バウム合同会社様ご協力のもと上演させていただきました。

今年に入り3回目となる野外公演。

ここ数年、劇場ではない場所での公演が多かったためか、どんな場所でも動じずに設営・撤収するスキルと度胸(笑)が身に付きましたね~。平らではない地面なんてなんてその。自分含め、みんなたくましくなったのではないでしょうか(笑)


今回の公演を終え、各劇団員に公演を終えての感想を聞きました。


では、さっそくご覧ください!



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三毛猫役・広田幸恵


今年は野外劇ばかりやっておりますTQメンバー。

梅雨の時期に行った里山での野外劇も楽しかったですが、今回はその場所以上に山!本当に、山!!

四輪駆動の軽トラでなんとか登れる斜面を、えっちらおっちら登って劇場を作りました。(舞台にした場所も緩やかではあるものの斜面)


やってみての感想として、「山はいい…本当にいい!!」


役者が放った言葉が森に反響して、山の空気と一緒にお客様の熱量が一気に舞台上に戻ってくるような不思議な感覚。参加したお子様から大人の方まで、集中して観劇して下さっているのがわかる公演でした。


貴重な体験をさせていただいた飯能市と西川バウムさん、ありがとうございました!


ん~またやりたい!春夏秋冬ごとに森の空気も変わりますし、それをお客様と感じながらの野外劇…今後もぜひ続けていきたいですね。




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語り部・桝本美咲


自然の中でお芝居を!という事で少しずつそんな場が増えてきたのですが、室内に縛られないって、とっても素敵。照明も幕も袖もない舞台でも、子供から大人まで集中して楽しんでくれてる空気がひしひしと伝わってきました!

なかなか無い機会なので、ぜひお近くの森に行った際には見に来ていただきたいな!(笑)




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助手役・古瀬弘希


前回とは違い本当に森の中で周りに人工物は一切無い場所で公演をさせて頂きました。

本番中に木漏れ日が差したり、風が吹いたりと貴重な体験でした(笑)

劇場とは違う自然の解放感のようなものを感じました!マイナスイオン効果なのか自然界の癒しのようなものも感じられたのは西川バウムさんとコラボ出来たからこそだと思います。

都会では中々体験出来ないことなのでお子様も楽しめるとても良い機会だったと思います。

今後機会があればお客さんとして参加してみたいと思いました(笑)




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かっこう役・小泉まき


森の中でという貴重な体験が出来て、とても楽しかったです。

関係者の皆様、本当にありがとうございます。

何度やってもその度に学びはあるなとしみじみ思います。笑

子供たちも楽しんでくれたようで、小道具に興味を示してくれる姿を見て、ホッとしました。

親子で、家族で、たくさん土産話をしてくれたら尚嬉しい。

お芝居を通して『どこだって舞台になるじゃん!』と楽しい発見も。

環境保全も様々な方法があって、これからも関わっていけたら良いなと思います。

そして、また違う森で皆様にお会い出来たらなと思います。

ありがとうございました。




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ゴーシュ役・吉田靖葉


葉っぱの音、鳥と虫の声、風の音、雲と太陽のあかり。自然がくれる演出の中でお芝居ができ、とてもとても贅沢な環境でした。ありがとうございました。

ゴーシュや動物たちの心情の移り変わりと共に、森の中の空気や環境ががらりと変わっていく様が不思議でした。

気付いたら木の中に入ってく、そんな感じを受けました。


エコツーリズムの中に演劇があると 森も生き物も私たち人間も 共生しているのだとまざまざと感じられますね。

また親子で観られるような素敵な作品を持って、次はどこかの山や森へ、私たちはどこへでも行きますよー!




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みなさん、ありがとうございました。


森や山といった場所、住まいの近くにないとなかなか触れる機会がないものですよねぇ…。

しかも、そんな中で芝居…。自分たちも今年初めて行いました…。

しかしこれがやってみると、とても楽しい!

演目にもよるかもしれませんが、(上でみんなも語っていますが)自然と芝居の独特の融合…稽古場の室内や劇場とはまた違った「返り」が印象的です。


自然との触れあい(散策)。芝居。どちらが第一の目的であれ、普段触れることがないものに触れ、どちらにも興味を持っていただけたら、これは双方にとって嬉しいことです。

大人はもちろん子供にも、どちらも体験してもらいたいです。子供は色々なものを吸収する時期だから、なおさらその時期に色々経験してもらいですねぇ…(という、姪っ子、甥っ子がいる伯父さんの勝手な思いですが(笑))


西川バウム合同会社様には西川材の材木、西川材で作ったパネルもお借りし、舞台で使わせていただきました。

材木を組んだ舞台上の台も大事な演出の一部として、パネルは風などで倒れない安定した袖幕として活用させていただきました。ありがとうございます。




自然の中での芝居は、これからも続けていきたいですね。あの独特の感覚は役者としてもっと体験したいし、皆様にも観客として体験してもらいたいです。

お声がけいただければ、どこでも参ります!フットワークの軽さは劇団サードクォーターの良さです(笑)


それでは皆さん、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

お相手は「セロ唄いのゴーシュ」楽長役・鈴木潤でした。



みんなの笑顔が光りますね☆!



では、また!!

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